オメガ スピードマスター 1st レプリカ Ref.3594.50

OMEGA 1stレプリカ

3594.50-tate

オメガの創業は1848年、「ルイ・ブラン」がスイスのラ・ショード・フォンに工房を開いたのが始まりです

それから109年後の、1957年に初代スピードマスターが登場しました

その後、約40年経った1998年に発売された、1st復刻モデルRef.3594-50の買取品になります

 

ケース幅は42ミリと大き目の作りで、タキメーターを装備したベゼルはステンレスで時速300Kmまで計測が可能になっています

タキメーターの使い方
タキメーターは車などの平均時速を割り出すのに使用します。 スタートと同時にクロノグラフを作動させ、1kmを通過した時にストップさせます。 この時にクロノグラフ針が指す、ベゼルの数字が平均時速になります。

 

再現

3594.50-up

  • 針は広く矢の形をした[marker]「ブロードアローハンド」[/marker]
  • ブランドロゴが浮き上がった[marker]「アプライド・インデックス」[/marker]
  • Speed Masterの「r」が下がった[marker]「下がりr」[/marker]
  • 横長の[marker]「OMEGA][/marker]
  • オメガ、スピードマスターだけの[marker]「表記がないプロフェッショナル」[/marker]
  • ドーム型の[marker]「プラスチック風防」[/marker]

忠実に初代スピードマスターが再現されています

3574-51

こちらの3574-51と比べていただくと良くお分かりいただけます

 

クラスプ

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クラスプには「プロフェッショナル」の表記が確認できます

現在のような仕様ではありませんので、非プッシュ式になっています

 

裏蓋

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ムーブメントは手巻き式のキャリバー1861が搭載され、裏蓋が締められることで防水性能は50mを確保しています

しかしメーカー発表の防水性能は、[marker]定期的なオーバーホールによるパッキンの交換や検査が必須で、長年放置された個体にはその防水能力はありません[/marker]

 

外観を見てみるとモデルはスピードマスターなのに、裏蓋には「シーホース(海の神)」がレリーフ(浮き彫り)されています

元々は1948年に誕生したシーマスターの派生モデルとして、1957年にスピードマスターが誕生していますので不思議ではありません

[getpost id=”828″ title=”シーマスターの買取品”]

 

状態

3594.50

買取全般に言えることですが、個体の状態は査定に大きく響く要因の一つです

今回の買取品は風防のキズが多く、本体のみでしたので若干の査定ダウンとなりました

ですがクロノグラフの動作や※日差に大きな狂いはありませんでしたので、ムーブメントの状態は良好と判断でき、精度不良による減額はありませんでした

[marker]※当店所有のウォッチエキスパートにて、瞬時に日差が計測可能です[/marker]

 

また、時計の買取では付属品が重要になりますので、[marker]調整したコマ・保証書・箱などが残っていましたら、[/marker]必ず一緒にお持ち下さいますようにお願い致します