時計の買取

時計の買取で重要な事は買取価格ですが、まずはそのモデルの特徴や状態をきっちりチェックできなければ、正確な査定額をご提示することはできません。
また、機械式時計は衝撃や磁気の影響で日差に大きな狂いがないか測定する必要があるため、その設備を保有しているかも重要になってきます。

ロレックスは特に高額査定

買取において様々なメーカーの時計を査定させていただいていますが、やはりロレックスは高額査定が期待できるメーカーの一つになります。
モデルにもよりますが、デイトナやサブマリーナーなどのスポーツモデルは非常に高いリセールバリューを持っていて、現行6桁の品はもちろん5桁の物も非常に良い金額をお付けする事が可能ですが、いくつかチェックしていただきたいポイントがあります。

付属品は?

まずは付属品の有無が挙げられます。
ロレックスの時計はやはり高額で取引されるため、購入されるお客様は本体しかないものより、箱やブレス・保証書が揃っているものを好まれますのでそこで販売価格に差がつきます。
当然、本体しかないものの方が価格は低いため、付属品のある方が買取価格において有利になり、モデルによりますが数万~数十万といった具合で違いがでてきます。
その中でも重要なのが、ギャランティーとブレス駒が挙げられます。

ほとんどが中古品ですのでギャランティーが切れているものが多数を占めますが、現行品を除くとそれによる価格差はありません。
ギャランティーがあるのとないのではかなりの違いがでますので、期限切れのものでも一緒にお持ちいただくことを強くお勧めします。
次に、ブレス調整の際に外されたブレス駒ですが、腕廻りががっちりされた方にも装着できるように、もともとの駒数がある方が買取において減額になりません。
ロレックスの駒は高価ですし、金が使われているブレスなどは一コマ数万円~数十万円しますので、これが取引価格に影響するためです。

動作チェック

元々ロレックスは、プロフェッショナルのために様々なモデルを生み出しているため、プロが使う装備が施されていますので、正常に動作するかの確認を行います。

速度などを測るクロノグラフ
パイロットの為のGMT機構
ダイバーの為のグライドロック

外観のダメージも重要で、スレキズ・ヘコミ・ガラスのカケやブレスの伸びなどを主に見させていただきます。
内部の精度が瞬時に分かる測定器「ウォッチエキスパートⅡ」を導入していますので、機械の状態を測らせていただき、オーバーホールが必要かそうでないかが瞬時に見極められますので、より正確な査定額をお伝えできます。

まとめ

ロレックスを中心に進めさせていただきましたが、時計全般に共通することになります。
  • 付属品が残っている場合は全て持って行く
  • 電池が切れた時計は交換してから持ち込む
  • オーバーホールしていなくても、その状態で持って行く

その他、ご不明な点がありましたらどんな事でも結構ですので、お気軽にお問合せ下さい。