ロレックス サブマリーナー Ref.114060

ロレックス サブマリーナー Ref.114060を買取させていただきましたので、仕様などについてご紹介します
ロレックス 114060 正面 縦

Ref.114060

1953年に開発されたサブマリーナー

このサブマリーナーにはデイト付きのモデルと、こちらのノンデイトのタイプが発売されています

開発当初はノンデイト仕様で登場していますので、オリジナルの特徴を忠実に継いでいるのはこちらのモデルになるでしょう

ちなみにデイト表示がつけられるようになったのは、1965年のRef.1680からであり、赤サブと呼ばれるサブマリーナーの表記が赤いものが存在するモデルになります

Ref.14060の後継機種であるこのモデルは2012年に登場し、機能面・耐性が飛躍的に向上していますので詳細を見ていきます

 

904Lスチール

耐蝕性に優れる904Lスチールは1985年以降の全てのステンレススチールのモデルに採用され、以前のブレスからの改良点として中央のリンクコマが無垢となり重厚感が増しています

ロレックス 114060 ブレス

フラッシュフィットは一体型になりましたので、旧型の分離型に比べて強度が増しています

この904Lスチールを採用しているメーカーといえば、ロレックスしか見当たらないぐらいのもので、その製造には大型のプレス機などの設備が必要で多額のコストがかかりますが、世界に販売網を持つロレックスならではの採用と言えるでしょう

ロレックスは求める素材や部品が世になければ「自社で造ればいい」と考えるブランドですし、それを実現できる資金を持ち合わせていることも大きく影響しています

また、使用される分野として宇宙工学やハイテク産業が挙げられますので、それぐらい価値のある素材ということが分かります

 

精度

ロレックス 114060 クロノメーター

2000年に発売された前モデルであるRef.14060Mはノンクロノメーターとして登場し、その7年後にあたる2007年にクロノメーター化しノンクロノメーターモデルは姿を消すことになり、後継機種であるRef.114060は当然認定を受けています

クロノメーターとはスイス公認クロノメーター検査協会が、ムーブメントの精度を検査して基準をクリアーしたもののみに与えられる公式認定になります

おおまかな検査基準として

・5つの姿勢差(ポジション)

・3つの温度差

・15日間に渡る検査

・日差-4秒~+6秒

これらをクリアすることが条件ですが、ロレックスはさらなる自社基準を設け、ケーシング後に日差-2秒~+2秒をクリアするようにムーブメントの開発・調整・設計を行っています

ケーシングとは組立作業の事でこの状態の方が実際に使用する環境と同じということと、なお且つクロノメーターの2倍以上の精度を実現しているわけですから、性能の高さが伺いしれます

 

エクステンション

ダイバーが使用することを想定して開発されたサブマリーナーですから、ダイビングスーツを着た状態での装着がスムーズに行えるように、エクステンション(延長)機能が備わっています

特別な工具が必要なく、簡単に操作できる機能は「グライドロック・エクステンションシステム」と名付けられています

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ロレックス 114060 クラスプ 閉
クラスプの外側

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グライドロック 内側 閉
クラスプの内側

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クラスプの内側を見てみるとこのような形状になっていて、通常はこの形で納まっています

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グライドロック 内側 開
開放状態

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グライドロック 内側 スライド
スライドできる

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このようにクラスプからブレスを開放するだけで容易にスライドさせることができ、2ミリ刻みで最大約20ミリまで延長することができます

スライド後は元の状態に戻すことでロックがかかり、クラスプ内に収まりますので外観には影響はありません

 

ムーブメント

ロレックス 114060 裏蓋

自社開発であるキャリバー3130が搭載されたムーブメントには、耐磁性ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイが使われています

機械式時計は磁気を帯びると正しく動作できないため狂いが生じてしまいますので、耐磁性に富んだものに変更された事で磁気に強くなりました

また温度の変化についても耐性が上がり、耐衝撃性については従来の物に比べ10倍もの耐性を持っています

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル サブマリーナー
リファレンス 114060
文字盤 ブラック
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール
防水 300m
ムーブメント キャリバー 3130
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 逆回転防止ベゼル
参考価格

 

付属品

ロレックス 114060 本体と箱

査定の際には購入された時に付属する、箱・ギャランティにも価値がありますので査定額に影響し、調整されたコマにも価値があります

このような物が残っている場合は、必ず一緒にお持ちになって下さい

もちろん本体のみでも大丈夫ですが、付属品が揃っている場合と比べ数万円の減額となる場合がありますのでご了承ください

ロレックス 114060 正面 横

ロレックス サブマリーナー Ref.16610&14060

世界初のダイバーウォッチとして発売されました、サブマリーナーのRef.16610を買取させていただきましたので仕様などをご紹介をさせていただきます

Ref.16610

ロレックスの名を世の中に広く知らしめたサブマリーナー

当初はデイト表示がありませんでしたが、1960年代半ばごろに登場したRef.1680がデイト表示機能を装備すると、その後は全てのモデルに搭載されることに

1680→16800→168000→16610の順番ですから、デイト付きの4代目にあたります

1980年代半ばに製造された3代目にあたるRef.168000は、6桁のリファレンスナンバーが振られていて、通称「トリプルゼロ」と呼ばれています

1985年にロレックスは、全てのステンレススチールのモデルのケースに堅牢な素材である904Lスチールを使用していると発表していることから、素材の変更によるリファンレンスナンバーの変更という事が思い当ります

それでは、Ref.16610の仕様を見ていきます

 

防水性能

サブマリーナーの初期モデルは防水性能が100mでした

その後、改良が加えられ200m→300mへと進化して以降、6桁のデイト付きであるRef.116610LNも同じ防水性能表記がなされています

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防水性能に関しては、ヘリウムガス・エスケープバルブを持つシードゥエラーに特化していくのかも知れません

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浸入を防ぐリューズと裏蓋

3つのポッチは三重密閉構造であることを示します

Ref.16610のスクリュー式リューズには、リューズ側に1個・チューブ側に2個のパッキンが埋め込まれ三重密閉構造になり、強力な防水性能を誇っています

裏蓋も同様にスクリュー式となっていて、水圧がかかるとより強固に裏蓋を締め付ける作用もあります

 

1985年

この年に904Lスチールが採用され始めたというのが公式の発表です

鍛造で作られることで密閉性・強度が増し、耐蝕性に優れたこの金属の採用は画期的と言えるでしょう

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ベゼルは逆回転防止がついているため、左にしか回らない仕様になっています

右に回ってしまうと潜水時間を計る際に、実際の時間よりも短く表示されるため生命の危機にさらされてしまうためです

 

公式認定

ロレックスのほとんどのモデルが取得している、スイス公認クロノメーター検査協会のクロノメーター認定ですが、当初は他メーカーと差別化を図るために公式に認定されていることを強調するためといわれています

ではクロノメーター認定を受けるには、どのような基準をクリアする必要があるでしょう

まず、5つの姿勢差と3つの温度差で15日もの間、測定されます

 

さらに日差は-4秒~+6秒の間に収めなければなりません

さらに現在の情報によると、年間に80万本の販売記録があることから一日に組立られる時計は2,000本以上に上ります

これだけの本数が出荷できるのは職人の数も影響しますが、一番の部分を占めるのが設計によるものと思われます

緻密に計算された設計で組み立てやすく、且つ精度を出すムーブメントを作りだしているのでしょう

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル サブマリーナー
リファレンス 16610
文字盤 ブラック
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール
防水 300m
ムーブメント キャリバー 3135
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 逆回転防止ベゼル
参考価格

 

 

ノンデイト

ロレックス 14060 正面 横

サブマリーナーは、こちらのノンデイト仕様Ref.14060も併せて発売されました

初代サブマリーナーには、もともとデイト表示がついていないため、その点からこちらのモデルを選ばれた方もおられるのと、当時の販売価格に10万円ほどの開きがあったため買いやすかった面もありました

デイトがありませんのでDATEの表記がない他、クロノメーターの表記もなくノンクロノメーター仕様になっています

 

またRef.14060Mというリファレンスナンバーの物と比較してみると

Ref.14060 キャリバー3000

Ref.14060M キャリバー3130

このように搭載されるムーブメントが違うだけで、外見上の変化はほとんどありませんが、14060Mは2000年以降のため6時位置に王冠透かしが見られるのが特徴です

そして2007年以降のノンデイトは、文字盤外周部分のインナーリングにルーレット刻印が入りクロノメーター認定を受けたため、これによりノンクロノメーターのモデルは姿を消しています

 

2012年になるとモデルチェンジが行われ、新型のRef.114060に移行しノンデイトの5桁モデルは生産を終えることになりました

このように遡ってみてみるとロレックスの歴史が分かり、どのような意味があるか知るのも面白いものですね

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ロレックス シードゥエラー Ref.16600

ロレックス シードゥエラー Ref.16600を買取させていただきましたので、仕様などご紹介します

SEA-DWELLER

ロレックス 16600 正面 横

シードゥエラーと名付けられたモデルが誕生したのが1971年の事

それまでは防水時計と言えばサブマリーナーでしたが、フランスのコメックス者のダイバーが飽和潜水を行った時に水圧で風防が吹き飛んでしまうことが多発しました

そこでロレックスは試行錯誤のうえ水圧に強い初代シードウエラーRef.1665を開発し、ダイバーの期待に応えたのでした

 

このモデルの中にはシードゥエラーの表記が赤いモデルは「赤シード」と呼ばれ、センタースプリット仕様・オープン6・クローズ6・文字盤のブラウンチェンジなど様々な個体があり、限りなく希少なモデルとしてピンク表記のシードゥエラーの存在も確認され、個体が少ないため高額で取引されています

 

窒素とヘリウム

空気中には窒素が約80%含まれていますが、飽和潜水を行うと高圧の窒素が体内に入ることで「窒素酔い」が起こってしまいます

これを防ぐために、居住チャンバー内を酸素とヘリウムガスの混合気体にするのですが、このヘリウムガスが時計にとってダメージを与える原因になります

ヘリウムは非常に小さな分子のため、時計の内部に侵入するもの

高圧状態で入り込んだヘリウムは、上昇するにつれ膨張し内側から風防を吹き飛ばすほどの圧力が加わります

ロレックス 16600 バルブ

それを防ぐために開発されたのが「ヘリウムガス・エスケープバルブ」になり、時計の内側と外側の圧力差が3~5バールになると自動で開き、ヘリウムガスを逃がしてくれる機能が働くことで風防を守るものになります

 

防水性能

シードゥエラーRef.16600の防水性能は1,220m

実現するためには様々な工夫が行われています

まず、高い水圧からガラスを守るためにサイクロップレンズは取り付けられていません

さらにスクリュー式の裏蓋により、水圧が加わることで更なる締め付けが起こります

ロレックス 16600 裏蓋

リューズは三重密閉構造となり、リューズ側に1個・チューブ側に2個のパッキンが取り付けられることで、リューズからの水の浸入を守ります

ロレックス 16600 リューズ
3つの点がトリプルロックであることを示します(画像は16610)

素材にもこだわりがあるロレックスは、1985年より全てのステンレススチールのモデルに、904Lスチールと呼ばれる堅牢な素材を用いています

鍛造で造られるため強度がありますが非常に高価な素材のため、世界中に販売網を持ち自社の高度な製造技術を持つロレックスならではの選択といえます

ロレックス 16600 クラスプ
ツインロックにより不意な落下を防ぎます

 

精度

機械式時計で重要な精度

シードゥエラーRef.16600は、スイス公認クロノメーター検査協会の認定を受けた証であるクロノメーター表記がなされています

認定には

・5つの姿勢差

・3つの温度差

・15日間のテスト

・日差-4秒~+6秒

これらを全て満たしたムーブメントにのみ与えられるもの

ロレックス 16600 文字盤

夜光塗料はルミノバが使われ、緑色に発光します

以前使われていた放射性物質を含むトリチウム夜光(6時位置に※T<25の表記があるもの)は自発光であるため、半減期である12.3年を過ぎると光らなくなりますが、ルミノバは蓄光タイプの為、持ちが良くなっています

※トリチウムの量が安全基準である25ミリキュリー以下である事を示しています

精度にも素材にもこのような造りこみが行われているため、定価が数十万・数百万してしまうのも仕方のないことですね

 

2008年

この年を最後にシードゥエラーRef.16600の生産は終了します

これによって登場したのがシードゥエラー ディープシー Ref.116660

防水性・耐性・強度・ユーザビリティのどれもが向上したハイスペックモデルになります

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シードゥエラー

ロレックス 16600 本体と箱

サイクロップレンズを搭載せず、防水性を高めたシードゥエラー

このモデルは価格の上下が激しく、人気があまりなかった頃はかなり安い金額で入手できましたが、どんどん価格は上昇し後に登場したシードゥエラー4000 Ref.116600はプレミア化しています

ですのでロレックスは、持っているだけで価値が上がる面を持ちます

 

こうなるとロレックスは資産と言えますので、今どれぐらいの買取価格になるのかな?と考えるのも面白いものですね

 

ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570

ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570 白文字盤を買取させていただきましたので、仕様などをご紹介いたします

EXPROLERⅡ

1972年に探検家向けのモデルとして登場した初代エクスプローラーⅡであるRef.1655は、大きな三角の矢印が搭載され夜光塗料により洞窟などの暗い場所での昼夜の確認が可能になっています

クロノメーターを取得しパワーリザーブも48時間と十分なスペックを誇っています

 

2代目のRef.16550は1988年に登場し、短針を独立して操作できるようになったためGMT機能を有するモデルとして発売されました

このリファレンスナンバーのモデルにはアイボリー文字盤と呼ばれるものが存在しますが、どのような理由でそのカラーになったかは明らかにされていません

そして、1991年に発売されたのが今回のモデルであるRef.16570

白文字盤と黒文字盤が発売され20年に渡るロングセラーモデルになりました

 

Ref.16570

ロレックス 16570 白 正面 横

キャリバー3185が搭載されGMT機能はそのまま受け継がれているため、第二時間帯の時間が瞬時に把握できます

GMT針を日本の時間として認識し、短針を目的の地域の時刻に設定すれば計算することなく読み取れる為、海外への移動が容易になった今では旅行者やビジネスマンに受け入れられる機能になっています

さらにロレックスは第三の時間帯まで読み取れるモデルとして、GMTマスターⅡが発売されていて、24時間回転ベゼルを用いることで可能になっています

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エクスプローラーⅡには回転ベゼルが搭載されていませんので、第二時間帯までとなっています

 

堅牢なスチール

ロレックスのステンレススチールは、他メーカーでは成し遂げられない堅牢なスチール素材である「904Lスチール」が使われていますが、何時ごろから採用されているのでしょう?

それは

「1985年より全てのステンレススチール製のモデルのケースに採用」

とされていますので、このような高級で耐久性に優れた素材を搭載している為、当時の定価は安かったとも言えるのではないでしょうか?

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ロレックス 16570 白 ブレス

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ロレックス 16570 白 バックル
ダブルロッククラスプが、不意の落下を防ぐ役割を持っています

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いずれにせよロレックスは、早い段階から堅牢な素材を採用しているため80年代や90年代に製造されたものでも、頑丈に精密なムーブメントを守ってくれるのです

 

キャリバーと夜光

Ref.16570のムーブメントはキャリバー3185が搭載され、スイス公認クロノメーター検査協会の認定を受けていますので、精度においても信頼できるものになります

その基準が

・5つの姿勢差

・3つの温度差

・15日間の測定

・日差-4秒~+6秒

これらを全てパスしたムーブメントに与えられるもので、ロレックスの歴代モデルのほとんどが認定を受けたものになっています

そして2007年には、ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイを搭載したキャリバー3186へと変更されました

このゼンマイは常磁性の合金を使用し時期に対する強度を上げたほか、温度変化に強く標準のゼンマイの10倍もの耐衝撃性を実現したものになります

 

夜光

ロレックス 16570 白 文字盤
公式に認められたクロノメーターであると記されています

6時位置を見てみるとT<25と表記されていますが、これは夜光塗料に関係してきます

使われている夜光は「トリチウム」と呼ばれるものですが、これは放射性物質を使用しているため安全基準である25ミリキュリー以下であることを表記しているもの

常に光続ける自発光のため寿命があり、12.3年程でその役目を終えるものになりますので、使用されていた年代を考えると光りません

その後、光を蓄える蓄光タイプのルミノバ(緑発光)に変わり、新たに長時間発光が可能なクロマライト(青色発光)へと変更され、移行期のモデルの中には両方が混合しているものも確認されています

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル エクスプローラーⅡ
リファレンス 16570
文字盤 ホワイト
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール
防水 100m
ムーブメント キャリバー 3185
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 GMT機能
参考価格

2011年

長きに渡り愛されてきたRef.16570も、2011年になると新型Ref.216570の登場により長い歴史に幕を降ろします

この新型には当時のロレックスの技術が盛り込まれ、さらなる耐性とデザイン・ユーザビリティの向上が図られた人気モデルとなっています

定価は上がっていますが性能や機能を考えると、十分にその価値があると思わせてくれる仕上がりになっています

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価値の上昇

こちらのエクスプローラーⅡを含め、スポーツモデルが値上がりしています

もちろんそれに合わせて買取価格も上昇していますので、お使いになられていないロレックスが思わぬ金額で売れる場合があります

 

付属品の有無や状態により、かなりの変動がありますので一概にこの金額というのはありません

お問合せいただければすぐにお調べ致しますので、モデル名・状態・付属品などお分かりになる範囲で結構ですので、お電話やオンラインでお伝え下さい

ロレックス ミルガウス Ref.116400GV

2007年に発売されました、ミルガウスのグリーンサファイアモデルRef.116400GVを買取させていただきましたのでご紹介します

ミルガウス

機械式時計は磁気を帯びると精度に支障をきたすため、ロレックスは1956年に耐磁性時計のファーストモデルであるRef.6541を発売しました

科学者や医師など、普段から磁気に触れる機会の多いプロフェッショナル向けに製造されましたが、限定されるスペックのため売れ行きは良くありませんでした

その後、特殊すぎる故に販売数が伸びなかった2代目も、1991年になると生産が終了されました

 

現在ではロレックスのアンティークは高騰を続けているため、オリジナルのファーストモデルは今では1,000万円を超える金額で取引される幻のモデルになっています

このような価格の高騰は、販売された数が少なく2代目のRef.1019にはイナズマ針が搭載されなかった事も影響しています

 

3代目ミルガウス

ロレックス 116400gv 正面 横

時が経ち2007年になると3代目ミルガウスRef.116400が登場

・黒文字盤

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・白文字盤

・グリーンサファイヤガラスの黒文字盤

の、3種類が発売されました

なかでも発売と共にプレミア化したのが今回の買取品である116400GVになります

 

モデル名

ミルガウスの由来は何でしょう?

「ミル」はフランス語で1,000

「ガウス」は磁束密度の単位

これらを合わせたのが「ミルガウス」となり、1,000ガウスの時期にも耐えられるように設計されたことを示しています

GVはどうでしょう?

「Glace」はガラス

「Verte」は緑

フランス語を訳すと「緑のガラス」ということが分かります

磁気シールド

ロレックス 116400gv リューズ

磁気からムーブメントを守るために、強磁性合金で造られた磁気シールドが装備されています

そのシールドにはB(ベクトル)の文字と、向かって右方向への矢印が見受けられるのですが、ロレックスは専用の工具を使わないと裏蓋が開けられないため見る機会は多くありません

これにより、一般的な機械式時計では50~100ガウスほどの磁気を帯びると狂ってしまいますが、磁気シールドによりムーブメントを守ってくれるのです

 

ムーブメント

キャリバー3131を搭載したミルガウスは、その精度も驚異的なものになります

ロレックス 116400gv 文字盤アップ

スイス公認クロノメーター検査協会のクロノメーター認定はもちろん、この精度の2倍以上にあたる日差-2秒~+2秒をケーシング後に実現しています

さらに、2015年7月1日以降に購入したロレックスには、従来の2年保証から3年間延長され、5年もの長期保証がつけられたのも、ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイの採用などでムーブメントの耐久性が向上している証拠ではないでしょうか

 

イージーリンク

ロレックス 116400gv バックル

ロレックス ミルガウスには、画期的で調整が容易な機能がついています

それがこの「イージーリンク」機構

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ロレックス イージーリンク 閉
通常の状態

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ロレックス イージーリンク 開
開放されたイージーリンク

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バックルに完全に収納されている半コマ部分を開放することで、瞬時に5ミリのエクステンションが可能になっていて、特別な工具を使わずにその時の季節や状況によって腕廻りを調整することが可能になっています

これは数多くあるロレックスの特許技術の一つになります

 

GV

ロレックス 116400gv ミルガウス表記

ロレックスのポートレートカラーである緑に彩られたサファイアガラスは、意外な事に特許が取られていません

その理由は、非常に高度な技術を要する為、製造を真似することができないと公式に記されています

そのような技術が使われているGVモデルですから、定価設定も踏まえ10万円ほど高く流通しています(現時点)

 

防水性能

二重密閉構造のスクリュートゥインロックリューズに、スクリューバックの裏蓋でムーブメントを守り、防水性能は100mを確保

それに使われる素材「904Lスチール」は耐蝕性に優れた非常に堅牢なものですが、大型のプレス機などが必要な為コストがかかりすぎるのがデメリットでもあります

しかし、世界に販売網を持つロレックスですから、コストが高くなっても収益の確保はきっちりなされているのでしょう

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル ミルガウス
リファレンス 116400GV
文字盤 ブラック
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール
防水 100m
ムーブメント キャリバー 3131
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 耐磁
参考価格

 

ミルガウスの復活

3代目ミルガウスの登場により、ようやくイナズマ針が身近になったと言えるでしょう

その後時が経つにつれ、GV以外のモデルは生産が終了することになりました

しかし、中古品は現在ではある程度流通していますので、価格は上昇していますが現実的な金額で購入することは可能になっています

プラダ カナパトート キャンバス・デニムなど

豊富なラインナップがある、カナパを買取させていただきましたのでご紹介します

PRADA

1918年にマリオ・プラダとその兄弟が、ミラノに1号店を開いたのが始まりになります

プラダで有名なのは1978年にデザイナーになったミウッチャ・プラダですが、長い歴史を持ち戦争の影響により様々な試練を乗り越えてきたブランドでもあります

ナイロンでできたリュックやトートバッグが有名ですが、近年ではカーフを押し出したシンプルなデザインのものや、大ヒットしたカナパが登場しています

 

CANAPA  キャンバス

プラダ カナパ ストライプ
2Wayで使いやすい人気のカナパ Ref.B2642B

カナパとはもともと、イタリアにある織物のヘンプ麻の事を指し、古くからベッドカバーやテーブルクロスなどに使われてきました

一般的な麻よりも、吸収性や強度に優れているため、ラフな使い方でも十分使用できます

何も入れていない状態でも形が崩れることはありませんし、持った感じは少し重量を感じますが多目に荷物を入れても問題ありません

プラダ カナパ ストライプ 背面

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プラダ カナパ ストライプ プレート
プラダの定番ロゴプレート

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プラダ カナパ ストライプ 上部
主流の2Wayは人気=高価買取です

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ホワイトの生地は汚れが目立ちやすいのが欠点ですが、きれいにお使いになられていたようで、大きな減額になることはありませんでした

 

CANAPA ツィード

カナパ ツィード 正面

ツィードのカナパになります

型崩れや汚れがあるため、美品に比べると査定は落ちますが、再び流通させることができる程度のものは金額がしっかりつきますので、状態が少し悪くてもお持ちになって下さい

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カナパ ツィード 背面

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カナパ ツィード プレート

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CANAPA デニム

プラダ カナパ デニム

こちらはデニム地のカナパトートになります

カナパは生地の違いやメタルを使ったものなど、たくさんの種類がラインナップされていますので、複数所有されている方もおられるのではないでしょうか

もちろんどのモデルも、状態や査定時の人気をお調べいたしますので、買い替えの足しにしたいなど、売却をお考えでしたらお気軽にお問合せ下さい

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プラダ カナパ デニム ロゴ

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プラダ カナパ デニム プレート

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こちらもかなりの美品でしたので、満足いただける査定額をご提示できたと思います

 

こんな時は?

プラダの商品にはギャランティーカードが付属しますが、紛失してしまった時は売れないと思われていませんか?

買取店の中には、カードがない場合や販売店のスタンプが押していないものは、買取できないお店もありますが、当店はしっかり品物を見極め買取しますので問題ありません

また、2Wayバッグのショルダーストラップが欠品した状態でも、買取は可能です

プラダの売却をお考えでしたら、お気軽にお問合せ下さい

ブランド品の査定について

ブランド財布5点

実績と経験が重要

買取店を選ぶ基準は何がありますか?

もちろん買取金額だと思いますが、それにはスタッフの経験も重要になってきます

モデルごとの流通相場を把握することは非常に重要ですので、安く手放してしまわないように査定経験が豊富なお店をお勧めします

査定歴

いくつか当店のポイントを挙げてみます

・アルバイトは査定しません

・査定歴10年以上のスタッフが査定

・全国団体ATFの認定店

次々に登場するブランド品の査定には、商品情報も含め豊富な知識や経験が必要になります

査定の際に商品に対して、おかしな事を言われたことはございませんか?

せっかく来店したのに、このような事があれば不安になりますね

しかしブランド品を専門に扱い、経験豊富なスタッフが常駐するお店ならそんなことはありません

 

買取実績

シャネル キャビア ショルダー 31金具

ルイ・ヴィトンを筆頭にシャネル・エルメス・グッチ・ルブタンなど多数のブランド品を買取させていただいています

バッグはもちろん財布・小物など、ブランド品でしたら状態が悪くても査定は可能ですし、買取させていただいているものの中には使用に難があるものもありますが問題ありません

また美品は特に高額査定が期待できますし、一部の人気モデルはプレミア価格で買取させていただいています

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ヴィトン バッグ ロゴ
取扱いの中で一番多いルイ・ヴィトンは当店の得意とするブランドの一つに挙げられます

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シャネル バッグ ココマーク金具
シャネルは幅広い年代のモデルが高額で取引されますので、より買取店選びが重要になってきます

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ハイブランドだけの取扱いではありませんので、コーチ・マイケルコース・ケイトスペード・ロンシャンなどの価格を抑えたブランドも、力を入れて買取しています

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コーチ ラウンド 青
コーチ ラウンドファスナー

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ケイトスペード ラウンド ピンク
ケイトスペード ラウンドファスナー

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実店舗で数十年

大切な品の査定は、目の前でスタッフが行う方が安心ではありませんか?

今では様々な査定方法がありますが、一番ご安心いただけるのが店頭査定になります

査定時間中は、店内の販売商品や雑誌をご覧いただいたりしながらお待ちください

 

創業70年の店舗実績と、豊富な査定経験があるスタッフが対応させていただきます

ロレックス 青サブ Ref.16613 仕様による価格の違い

ROLESOR SUB

16613ao

コンビモデルのサブマリーナーは、スポーツモデルでありながらラグジュアリー感がある非常に人気のモデルで、数々のブラッシュアップも行われているため様々なバリエーションが存在します

このステンレスとゴールドを組み合わせたロレゾールは

ROLEXの「ROLE」

ステンレスの「S」

ゴールドを意味する「OR」 となっています

 

バックルの仕様

コンビのサブマリーナーが登場したのはデイト付きモデルの二代目であるRef.16800が発売されてからの事で、初代はRef.16803になります

1989年になると今回の買取品Ref.16613が発売され、2009年にRef.116613が登場するまで20年に渡り生産されました

この間に、外観や偽造品防止対策など、数々の改良が行われています

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青サブ 16613 旧クラスプ
旧仕様のクラスプ

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青サブ 16613 新クラスプ
改良されたクラスプ

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このようにオールステンレスだったクラスプにゴールドが使われることで、一体感が増した仕様になった事は大きなポイントになります

 

横穴の変更

青サブ 16613 横穴なし
ケースサイドにあった横穴は塞がれています
青サブ 16613 横穴
旧仕様はケースサイドに横穴があります

そのためブレスをケースから離す際は、一体型となったフラッシュフィットの裏側からバネ棒を外せるようになっています

その後も、サファイアガラスの6時位置に「王冠透かし」が入れられ、文字盤の立ち上がり部分にはROLEXの文字とクラウンマーク・製造番号を見ることができる「ルーレット刻印」が入ることになります

このことを踏まえると

  • クラスプは新型
  • 横穴はなし
  • フラッシュフィットは一体型
  • ルーレット刻印がある

この条件を全て満たしている仕様のものが、一番高い金額で売却することができるのです

また、文字盤が紫に見える通称「バイオレット」と呼ばれる個体が存在するのも、このモデルならではのポイントになります

 

仕様

メーカー ロレックス
モデル 青サブマリーナー
リファレンス 16613
文字盤 ブルー
ケースサイズ 40ミリ
素材 ステンレススチール×イエローゴールド
防水 100m
ムーブメント キャリバー 3135
振動数 28,800
パワーリザーブ 48時間
機能 逆回転防止ベゼル
参考価格

 

付属品は?

  • [marker]期限が切れていても保証書が重要[/marker]
  • [marker]調整したバンドのコマも重要[/marker]
  • 箱も査定対象になります

付属品が有るほど査定は高くなりますが、本体のみでも問題ありません

資産の上昇

青サブなどのスポーツモデルの買取価格は年々上昇しているため、お持ちの方には売り時といえるのではないでしょうか?

状態が良く付属品が残っている場合は、かなりの査定額が期待できるようになっています

ロレックスは資産と言える時計ですので、買取相場が高い時に買取に出してみてはいかがでしょうか?

給料日まであと少し・・そんな時は質預かり!アップル製品の場合!

売りたくないけれどお金が必要な時は、品物を預けるだけでご融資できます!

質預かり

まず、質預かりって何?という方はこちらをご覧下さい

質預かりのシステム

 

色々書いていますが、ポイントはこれです

 

  • 品物の価値の範囲内ならいくらでもOK
  • 金額により所定の質料がかかります
  • 預かる期限は3か月で延ばすことも可能
  • 返済ができない時は手放すことで契約終了
  • 催促や連絡など一切なし
  • 品物の価値なので審査はなし
  • 借入情報が残らない

これらが基本ポイントです

 

今回はアップル製品を質預かりに出す際の注意点をまとめてみます

 

i pad アイパッド

ipad

初期化の必要はありませんし、お預けいただく場合はパスワードでロックしていただいて大丈夫ですが、アクティベーションロックのみ解除していただきます

解除にはアップルIDとパスワードの入力が必要ですので、必ずIDとパスワードを覚えてきて下さい

[marker]「設定」→「i Cloud」→「〇〇を探す」からオフにして下さい[/marker]

 

i phone  アイフォン

iphone

アイフォンにつきましても、アイパッドと同様になります

 

Mac  Book  マックブック

macbook

こちらも初期化などはしていただかなくても大丈夫ですし、お預かりする時は本体にパスワードでロックして下さい

但し、[marker]iTunesを起動し「認証を解除」[/marker]して下さい

[marker]iCloudより「Macを探す」をオフにして下さい[/marker]

 

これらは全て質預かりの対象の品ですので、付属品とともにお持ち下さい

事前に金額をお伝えすることは可能ですが、モデルの特定をスピーディにするために以下の事をご確認ください

  • [marker]箱に書かれているモデル名とIMEI番号の用意[/marker]
  • [marker]箱がない場合は「設定」→「一般」→「情報」の順にお進み下さい[/marker]

MacBookにつきましては、[marker]左上の「アップルメニュー」から「このMacについて」をご確認下さい[/marker]

不明な事がありましたら、お気軽にお問合せ下さい

 

付属品・利用制限

購入した時に入っている、充電器・ケーブル・箱なども査定の対象になりますので、残っている物は全てお持ちいただいた方が査定において有利になります

[marker]利用制限につきましては、キャリアのサイトにて確認させていただき、△×判定はご利用できませんのでご了承ください[/marker]

 

まとめ

  • アクティベーションや認証は解除
  • 付属品が残っているものは全て持って行く
  • 20%ほど充電がある状態で持ち込み
  • 〇判定のみのご利用となります

 

難しい設定などは一切ありませんので、上記のことだけして下されば店頭にてスピーディーに進めていけますので、宜しくお願い致します

オメガ シーマスター 2210-51

長い歴史を持ち、ある部分の名前をブランド名としたオメガ
数あるモデルの中で、今回はシーマスター・プラネットオーシャンを買取しましたのでご紹介します

オメガとは

1848年に「ルイ・ブラン」がスイスのラ・ショー・ド・フォンに工房をひらいたのがその始まりで、当初はオメガではなく創業者の名前を使った会社名でした

1894年になると革新的なムーヴメントを開発し、その完成度の高さから[marker]キャリバーの名を究極を意味する「Ω」オメガと名付けます[/marker]

1903年になると高品質・革新性・変わらぬ価値ということから、ブランド名をオメガと変更しました

 

シーマスター

オメガ 2210.51 横

オメガ・シーマスター プラネットオーシャン コーアクシャル クロノメーター クロノグラフ
Ref.2210-51

シーマスターの登場は1948年ですので、1957年に発売されたスピードマスターよりも歴史が深い事が分かります

 

エスケープバルブ

ダイバーが使用することを想定されているため防水性能は600mとなっていて、10時位置には飽和潜水に必要なヘリウムガス・エスケープバルブが装着されています

酸素の大半を占める窒素は体に取り込まれることで中毒を起こしてしまうため、深海作業を行う時は居住空間をヘリウムと酸素に変えることで防ぐ事ができますが、時計にはこのヘリウムが厄介な存在

非常に小さな分子であるヘリウムは、僅かな隙間から高圧状態で時計の内部に侵入し、上昇するにつれ膨張し内部からものすごい圧力がかかるため、ガラスが吹き飛んでしまうことがあります

 

そこで、このエスケープバルブを使用することでヘリウムを逃がし、時計の破損を防ぐ必要があります

こちらのタイプは手動で操作しなければいけませんが、ロレックスのシードゥエラーは圧力差を感知すると自動で作動するものが装着されています

[getpost id=”308″ title=”シードゥエラー・ディープシー”]

 

コーアクシャル脱進機

オメガ 2210.51 正面

12時位置の文字盤に「CO-AXIAL」と表記されていますが、これはコーアクシャル脱進機を搭載しているモデルであることを表しています

脱進機とは、時計の機械式時計の心臓部であり、ゼンマイがほどける力によって廻るガンギ車と、振り子やテンプに連動して往復運動による規則正しい振動でガンギ車の歯を受け止め、一つずつ進めるアンクルで構成されています

 

コーアクシャル機構は、同軸のガンギ車と特殊形状のアンクルを用いることで摩擦を抑え、機械式時計には不可欠な潤滑油の使用を減少させたことで、通常のオーバーホールの期間の約2倍長く使用しても問題がない画期的な発明です

しかし当初は量産化できるかどうかが焦点でしたが、時計技師ジョージ・ダニエルズとオメガが力を合わせることで解決されました

 

仕様

オメガ 2210.51 バックル

バックルはプッシュ式で脱着が容易なタイプ

スレキズがありますが磨けば取れる浅いキズのため、査定には大きな影響はありませんので、長年使用されたものでもきっちり値付けいたします

オメガ 2210.51 裏蓋

裏蓋にはおなじみのシーホースがレリーフされ、600m防水が確認できる表記がありますが、定期的にオーバーホールがなされていない個体については、パッキンの劣化に伴い防水性は失われますので注意が必要です

オメガ 2210.51 裏蓋-2

 

クロノメーター

このプラネットオーシャンは、2005年に発売されたオメガの本格的ダイバーウォッチで、スイス公認クロノメーター検査協会の認定を受けています

15日もの間、様々な検査が行われ日差-4秒~+6秒を達成して初めて認定されます

 

その後オメガは、スイス連邦計量・認定局(METAS)のさらに厳しい基準に合格したことを示す、マスタークロノメーター仕様のプラネットオーシャンの開発に成功

その基準の一つに、15,000ガウスもの磁場に触れた事を想定するなど、非常に過酷な設定をクリアしなければならないものとなっています

因みにロレックスのミルガウスは、1,000ガウスに耐えられる設計になっています

[getpost id=”1082″]

 

オメガの買取&質預かり

  1. 買い替えの際や不要になった時は買取をご利用下さい
  2. 手放したくない時は質預かりでご融資させていただきます

どちらも利用できるのは「質屋」だけです

経験豊富なスタッフがきっちり時計の細部をチェックし査定致しますので、美品はもちろんダメージの多いものでもお任せ下さい